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関口義人(せきぐち・よしと) 東京生まれ。10代でジャズに憧れアメリカにまで渡って修行するが、20代で挫折。きっかけがあってヨーロッパ(東欧)での会社員生活を計19年。帰国後、音楽雑誌の連載などを皮切りに文章と出会い、同時にヨーロッパで出会ったジプシーの音楽に深い興味を持って取材を開始。 著書に「ロマ素描(スケッチ)」(東京書籍)「バルカン音楽ガイド」(青弓社)「ジプシー・ミュージックの真実」「オリエンタル・ジプシー」(いずれも青土社)「ブラスの快楽」(音楽之友社)編著に「アラブ・ミュージック」(東京堂出版)など。 |
| 著作一覧 |
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『オリエンタル・ジプシー 音・踊り・ざわめき』 音楽雑誌“LATINA”での2つめのジプシー連載「虚無への巡礼」をまとめた一冊。ここでの訪問国は中東オリエントのジプシーが中心で、シリア、ヨルダン、レバノン、ギリシャ、イタリア、トルコ、イランへと踏み込んだ。 アラビア語にしろトルコ語にしろペルシャ語にしても全く高い壁が立ちはだかったが、優秀な通訳者とジプシーのガイドたちのおかげで何とかまとめられた。 ヨーロッパのロマとは親戚関係にありながらも全く異なる社会を生きるオリエントのジプシーを記録した本は日本では初の本だろう。再び編集者は水木康文さんである。(2008年7月刊行)
出版社: 青土社 (2008/7/24)ISBN-10: 4791764293 ISBN-13: 978-4791764297 発売日: 2008/7/24 |
『アラブ・ミュージック―その深遠なる魅力に迫る』 国際交流基金(JF)もまだ当時は余裕があって世界の文化や音楽を伝える講座を数々企画していて、実はこの時期アラブのミュージシャン、ナスィール・シャンマやロトフィ・ブシュナークなどの招聘に関わっていて、その流れでこの話(交流基金主催の講座)が持ち上がった。たいした実績もない自分が身の程をわきまえずにこれを引き受けたのは、当時はまだまだ今後の招聘事業の発展の可能性があったからである。 しかし引き受けてはみたものの講師をしていただく著名な音楽評論者や音楽家の皆さんへの打診をする段階でもあまり自信はなかった。しかし皆さん、文句も言わずに引き受けてくださった。その講座に基づいて本書はまとめられた。 10名の講師(そして書き手でもある)の皆さん、そして一緒に苦労した編集の渡部俊一さんには感謝している。(2008年2月刊行)
出版社: 東京堂出版 (2008/02)ISBN-10: 4490206283 ISBN-13: 978-4490206289 発売日: 2008/02 |
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『ジプシー・ミュージックの真実―ロマ・フィールド・レポート』 音楽雑誌“LATINA”で39回にわたって連載した「ロマ〜神と悪魔の宿る民」を再構成しジプシーへのフィールドワークの成果をまとめた一冊。本書に含まれる旅先はバルカン諸国と中央ヨーロッパ(チェコ、スロバキア、オーストリア、ハンガリー)である。 しかしまさか「現代思想」「ユリイカ」などのハードな言論誌を刊行するこの出版社から“ジプシー本“が出るなどとは思ってもみなかった。 優秀で鷹揚な編集者、水木康文さんとはずいぶん長い付き合いになったし、現在までもお世話になっていて2011年11月現在も一冊進行中である。(2005年9月刊行)
出版社: 青土社 (2005/09)ISBN-10: 479176210X ISBN-13: 978-4791762101 発売日: 2005/09 |
『ブラスの快楽―世界の管楽器CDガイド600』 これまでの本と異なり、これは自分の音楽の趣味だけを反映させたはじめての書。“ブラスバンド”の世界的な広がりをジャンルにとらわれず(というか全ジャンル網羅して)まとめた本で書き下ろすのはとんでもなく大変だった。大勢の方々の助言や教えを乞いながら600枚のCDを紹介を含めてやっと完成させた一冊。 軍楽からはじまってヨーロッパの民俗ブラスやジャズ、キューバン、ロック、映画音楽、ラウンジ系、テクノなどのクラブミュージック、ジプシー、日本のブラス、アフリカ、アラブ、南米など考える限りのブラス音楽を詰め込んだ。 今、読み返してもジャンル横断的な意味合いではあまり抜けはないと思っている。編集者だった鈴木茂さんは現在独立し、新進気鋭の音楽出版社「アルテス・パブリッシング」で活躍中。(2005年5月刊行)
出版社: 音楽之友社 (2005/5/1)ISBN-10: 4276236908 ISBN-13: 978-4276236905 発売日: 2005/5/1 |
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『ロマ・素描 ジプシー・ミュージックの現場から』 「バルカン音楽ガイド」と同時にオファーして一緒に企画が決定したはじめてのジプシー本。3年ほど続けてきたジプシーの取材の成果をまとめ書き下ろした一冊。当時、音楽雑誌「LATINA」でジプシー音楽の連載を始めていたがこの本の内容は新たにまとめ直した。 「ドロム」(道)「マハラ」(集落)「ラウターリ」(音楽家)「フォルキ」(人々)「フェスティヴァリ」(祝祭)という章立てで、ジプシーの生活と音楽を紹介する本。 要所要所に自分で撮った写真やCDリストも付したせいか、割合好評だった。のんべえ編集者の山本浩史さんとはいろいろあったが、何とか仕上がった。(2003年5月刊行)
出版社: 東京書籍(株) (2003/8/25)ISBN-10: 4487798086 ISBN-13: 978-4487798087 発売日: 2003/8/25 |
『バルカン音楽ガイド』 雑誌や業界紙には原稿を書いたりしていたが、「本」というのはどのようにしたらできるのかがわからなかった2002年当時、手元にあった「バルカン」地域の音源の紹介本を書きたいと思ってあちこちに「企画書」を送ったところ青弓社から返答があって実現した最初の本。 スロベニア、クロアチア、ボスニア、セルビア、マケドニア、アバニア、ルーマニア、ブルガリアの音楽を紹介した一冊。 2003年4月刊行。書籍の編集者としては最初の付き合いともなった加藤泰郎さんはその後医学書の編集者になられたらしい。
出版社: 青弓社 (2003/04)ISBN-10: 4787271687 ISBN-13: 978-4787271686 発売日: 2003/04 |
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『ジョン・コルトレーン (文藝別冊/KAWADE夢ムック) 』 2011年に開催したイベント「ジャズとワールド・ミュージックの微妙な関係」をきっかけとしてジャズ評論の方たちと急接近。 本書の編者である「いーぐる」の後藤さんから誘われて論考「黒い大陸(アフリカ)と瞑想の大地(インド)を彷徨った魂」を書きました。編集はグッド・クエッションの池上信次さんです。
出版社: 河出書房新社 (2012/2/16)ISBN-10: 4309977677 ISBN-13: 978-4309977676 発売日: 2012/2/16 |
『アジアのポピュラー音楽―グローバルとローカルの相克』(井上貴子編) 大東文化大学教授であり、自身南インドの音楽学者である井上貴子さんの編纂による「アジアのポピュラー音楽」を世界のグローバル化とローカリティとの対応関係の中からまとめようという試み。 チャイニーズ・ポップ、韓流、バリ・ポップ、タイの音楽、インド、中東のジプシー、オーストラリアの和太鼓、NRI(在外インド人)などのテーマで6名の大学関係者によって各章が分担されている。 いかにも学術書的な体裁でぼくは「中東のジプシー音楽」を書かせていただいた。編集は橋本晶子さん、鈴木クニ江さん。(2010年10月刊行)
出版社: 勁草書房 (2010/11/26)言語 日本語 ISBN-10: 4326698640 ISBN-13: 978-4326698646 発売日: 2010/11/26 |
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『世界は音楽でできている[ヨーロッパ・アジア・太平洋・ロシア&NIS編]』(北中正和編) 音楽評論の大先輩である北中正和さんの監修による世界の音楽カテゴリー/人名の辞典的作品(2冊からなる)のうちの”ヨーロッパ、アジア、太平洋、ロシア&NIS編“の中の「中東欧」の項目を書きました。 それぞれが190ページくらいの分量で、70-80人近い人々の手によって書かれ、およそ考えられる限りの項目を網羅している。「ヨーデル」を書けと言われて戸惑ったのを覚えている。編集は市川誠さん。(2007年5月刊行)
出版社: 音楽出版社; A5版 (2007/5/20)ISBN-10: 4861710278 ISBN-13: 978-4861710278 発売日: 2007/5/20 |
『「ロマ」を知っていますか―「ロマ/ジプシー」苦難の歩みをこえて』 この本は部落解放同盟の出版社がまとめたジプシー(ロマ)を紹介する書で若いボランティア編集者たちによって制作された。中で使用されている写真の30-40%程度は自分の写真だが、本文は映画、音楽関係の章を書いた。 ロマとは誰か、という説明にはじまってナチスのジェノサイド、東欧のロマ(コソヴォ)と西欧との比較。女性や人権問題などに焦点を合わせた内容。(2003年10月刊行)
出版社: 反差別国際運動日本委員会 (2003/10)ISBN-10: 4759263284 ISBN-13: 978-4759263282 発売日: 2003/10 |
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